「三方五湖」という言葉を聞いたことはありますか?
若狭地方にあるこの5つの湖は、今や福井県を代表する景勝地・観光スポットとして知られるようになりました。
大自然が造り出す景観が優れているのはもちろんのこと、その貴重な歴史的価値からも、三方五湖の重要度にはますます注目が高まっています。
今回は、いくつもの魅力を持つ三方五湖を紹介していきます!
三方五湖とは?
「三方五湖」とは、美浜町と若狭町にまたがって位置する5つの湖(三方湖・水月湖・菅湖・久々子湖・日向湖)の総称で、若狭湾国定公園を代表する国の景勝地です。
5つの湖は、水深と塩分濃度がそれぞれ異なることから五色の湖とも呼ばれ、湖面の色が少しずつ違って見えるのが特徴的です。
海水魚から淡水魚までさまざまな種類の魚が生息しています。
また、五湖の水域とその周辺は、水鳥をはじめとする動物たちにとってもパラダイスでもあり、毎冬、1万羽近くの水鳥が越冬する幻想的な光景を目にすることができます。
水鳥やさまざまな生物たちの貴重な生息地となっている三方五湖は、国際的に重要な湿地として2005年11月にラムサール条約に登録されました。
日本海と五湖のダイナミックな景観は、レインボーラインから見下ろすことでより楽しめます。
レインボーライン参照:http://www.mikatagoko.com/
クルーズ船やカヤックで三方五湖を探検しよう!
三方五湖周辺の観光・宿泊施設では、クルーズ船やカヤックなどで三方五湖の魅力を味わえるコースを備えています。
若狭町観光船レイククルーズ
若狭町の観光船・レイククルーズに乗って、水月湖と菅湖を遊覧できます。
二階のオープンデッキで風に吹かれながらの食事や、バードウォッチングなどがおすすめです。
運行中はアナウンスが流れるので、三方五湖周辺とその歴史をより深く学ぶこともできます。
湖上館パムコ
湖畔にあるこちらの宿では、自然体験やカヤックツアーなどのアクティビティも提供しています。
江戸時代に掘られた、水月湖と久々子湖をつなぐ人工水路・浦見川を通るカヤックツアーで目にするのは、静まり返った水路の両岸に生い茂る無数の木々。
まるでジャングルの中にいるような体験ができます。
こちらもおすすめ!
三方五湖周辺を観光するなら、五湖全体を見下ろせる「レインボーライン」や、古代の歴史に触れられる「年縞博物館」・「縄文博物館」にもぜひお立ち寄りください!
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