【越前がに】福井のカニの魅了紹介!~せいこがに、ズボガニ、越前がにミュージアム~

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越前がに、という名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

福井はズワイガニ漁が最も古くから行われていた場所とも言われています。

そんな福井の越前がにについて、詳しくお伝えしていきます。

越前がにとは

越前がにとはかにの種類を表す言葉ではありません。

越前がに、と呼ばれているのはズワイガニのことです。

ズワイガニには獲れる場所ごとに様々な名称があります。山陰地方で獲れるズワイガニは「松葉がに」、石川県では「加能がに」と呼ばれています。どれも同じズワイガニです。

越前がにの特徴

越前がにの漁場である越前海岸沿岸は、かにの生息地域の深さまで一気に深くなっていきます。その為、比較的港から近い場所で漁をすることができます。

また越前海岸は段々と階段のように深くなっていく為、かにが生息しやすく大量に獲れる、という利点もあります。

さらに越前沖は暖流と寒流のぶつかるところで、かにのエサとなるプランクトンやエビなどがたくさん生息しています。このようなかににとって暮らしやすい地形と豊富なエサが良質な越前がにを育てています。

越前がにの種類

越前がにの証である黄色のタグをつけられるのはオスのズワイガニのみです。メスのズワイガニは「せいこがに」と呼ばれています。また脱皮して間もないズワイガニは「ズボガニ」と呼ばれています。この二つについて説明していきます。

せいこがに

メスのズワイガニで、オスよりもだいぶ小ぶりです。ですがその身にはかにみそがぎっしりとつまり、内子と呼ばれる卵巣は赤いダイヤとも呼ばれています。

卵を抱えたものもいますが、こちらもツブツブの触感が楽しめて人気があります。

・ズボガニ

画像引用元:https://www.takaraya-himono.com/blog/zukan/3847

脱皮して間もないため、みずみずしい食感が楽しめます。傷みやすいことから一般には流通しておらず、地元の人のみが楽しむことのできるものとなっています。

越前がにミュージアムでカニ漁体験⁉

越前ガニを食べるだけではなく、楽しむための施設があります。それが越前がにミュージアムです。

越前がにミュージアムでは360°投影のシミュレーターで大迫力のかに漁を体験したり、自分で色を塗ったデジタルの越前がにが泳ぎだす絵画水族館など、小さな子どもも楽しめるスポットになっています。

画像引用元:https://www.town-echizen.jp/spot/spot01Detail.php?id=338

また越前がにの生息地域を表現した巨大なジオラマなど、越前がにの生態についても詳しく知ることのできる施設になっています。

画像引用元:https://www.town-echizen.jp/spot/spot01Detail.php?id=338

・越前がにというのは、越前海岸で獲れたオスのズワイガニのことです。

・メスのズワイガニはせいこがに、脱皮間もないかにはズボガニと呼ばれ、どちらも愛されています。

・越前がにの生態や量について学ぶことのできる越前がにミュージアムがあります。

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